ハリスホークを逃した裁判について

猛禽類のくちばしの役割|食事・羽づくろいで見られる動作

ハリスホークの横顔と曲がったくちばしを描いた記事用イメージイラスト ハリスホークの豆知識
当サイトはアフィリエイト広告を利用しています。

猛禽類のくちばしは、餌をちぎって食べるだけでなく、羽づくろいなどにも使われます。ハリスホークと暮らしていると、食後にパーチへこすりつけたり、羽を整えたりする細かな動きも見えてきます。

私のハリスホークは、パーチだけでなくグローブの上でもくちばしをこすります。餌が残っていてもその仕草を見て「おなかいっぱいかな」と判断することがありますが、これは一緒に暮らす中での、私なりの見方です。

この記事では、くちばしの役割と、食事・羽づくろい・噛む場面で見ている動作を紹介します。

猛禽類のくちばしの役割

曲がった先端で、餌を扱う

先端が曲がったくちばしは、多くの猛禽類に見られる特徴です。The Peregrine Fundは、猛禽類のくちばしを、食べ物を切り分けたり食べたり、子に与えたりするために使うものとして紹介しています。

参考:The Peregrine Fund「What makes a raptor a raptor?」

我が家のハリスホークも、餌を足で押さえ、くちばしで扱います。餌を押さえる足と、ちぎって食べるくちばしの動きを合わせて見ると、食事中の姿が分かりやすくなります。

足の使い方は猛禽類の足と爪の役割、食べ物については猛禽類は何を食べる?ハリスホークの食事の実例で詳しく紹介しています。

羽を整える細かな動きにも使う

鳥は羽づくろいで、くちばしを羽の根元から先へ滑らせるように使います。コーネル大学の教材でも、この動きが映像とともに紹介されています。

参考:Cornell Lab「Preening Stork-billed Kingfisher」(鳥の羽づくろいの解説。掲載映像はハリスホークではありません)

餌をちぎるときの印象が強いくちばしですが、普段の羽づくろいでは、羽に沿って細かく動かしている姿も見られます。

食後はパーチやグローブにくちばしをこする

私のハリスホークは、くちばしをパーチにこすりつけます。グローブに乗っているときも、同じような仕草をします。

鳥が枝などにくちばしを拭う行動は、英語で「bill-wiping」と呼ばれます。コーネル大学の用語集では、食後などに枝やほかの表面へくちばしを横にこする、手入れの行動として説明されています。

くちばしを拭う行動の研究でも、食べ物の付着しやすさや、止まり場の拭いやすさによって頻度が変わり、汚れを落とす働きがあることが示されています。

参考:Cornell Lab「Bird Terms」/研究論文「The function of bill-wiping」

我が家では、満腹かなと判断する手掛かりにもなる

私は、餌が残っていても、このこする仕草をすると「もうおなかがいっぱいなのかな」と判断することがあります。食べ終わりの様子として、日常的に見ている動きです。

ただし、資料で説明されている「くちばしを拭う働き」と、私が「満腹の手掛かりにしていること」は別です。こすったから必ず満腹、という共通の判定方法ではありません。

この仕草だけで給餌量を決めるための記事ではなく、私の個体で感じている食事の区切りとして紹介しています。普段の餌の管理は、ハリスホークの餌|購入・保管・給餌の実例をご覧ください。

羽づくろいでは、頭を背中にこすりつけることもある

くちばしで羽を扱う動きのほかに、頭を背中の羽へこすりつける仕草も見ます。

この動きは、くちばしで羽を挟んで整える動きとは見た目が違います。頭を動かして背中の羽にこすりつけている、と観察した範囲で紹介しておきます。何を目的にしているかまでは、この仕草だけで決めつけていません。

日常の羽づくろいと、羽が生え替わる時期の様子を知りたい方は、ハリスホークの換羽|羽の変化と我が家の過ごし方も参考にしてください。

グローブを噛むことも、メンテナンス時に噛むこともある

普段は、私が「甘噛み」と感じる噛み方がある

我が家のハリスホークは、グローブを噛むことがあります。メンテナンスや嫌がることをしている場面を除けば、私が甘噛みと感じる程度のことが多いです。

ただし、「甘噛み」は私が力加減を表している言葉です。噛む力を測ったものではなく、ほかの人や個体にも同じように当てはまるとは限りません。

メンテナンス時は注意している

メンテナンスの際には、噛むことがあります。そのため、普段の噛み方と同じだと思わず、注意して行っています。

今のところ、餌を引きちぎるような強さで噛まれた経験はありません。しかし、それはこれまでの経験であって、今後も強く噛まれないという保証ではありません。

嫌がる反応を引き出して噛む力を試したり、慣れているから大丈夫と考えて指を差し出したりすることは勧めません。この記事では、保定やくちばしを削る作業などの具体的な手順は扱いません。

私が使ってきたグローブについては、ハリスホークのグローブの選び方|手作り・オーダー品の実体験で紹介しています。グローブを使っていることだけで、あらゆる接触を防げるとは考えないようにしたいところです。

我が家で見られる動作と、そこから感じていること

見られる動作 私の見方・確認できる範囲
パーチやグローブにくちばしをこする 普段から見られる仕草。餌が残っていても、満腹かなと判断することがある
くちばしで羽を扱う 羽づくろい中の細かな動きとして見ている
頭を背中の羽にこすりつける 動作は確認しているが、目的までは断定していない
グローブなどを噛む 普段は甘噛みと感じることがある。メンテナンスや嫌がる場面では注意している

くちばしの仕草は、前後の場面と一緒に見る

パーチにこすりつける、グローブの上で拭う、羽づくろいをする。ハリスホークのくちばしは、餌を食べるとき以外にもよく動きます。

一緒に暮らしていると「この動きをしたら、食べ終わりかな」と感じることもあります。ただ、その見方をすべての個体に当てはめず、何をしていたときの動きなのかを合わせて見ることが大切だと思っています。

普段の甘噛みと、嫌がる場面での噛み方も同じとは限りません。食事や羽づくろいの細かさを楽しみながら、メンテナンスではいつもの様子だけを頼りにしないよう、気をつけています。

タイトルとURLをコピーしました