ハリスホークは、飼い主のことを覚えているのでしょうか。髪型や髪色が大きく変わったときにも、いつもの人だと分かるのか、気になる方もいると思います。
私の経験では、見た目を変えても、我が家のハリスホークは普段どおりでした。また、グローブを差し出すと乗り、輸送箱の入口を開けると自分から入るなど、日常の動作を覚えていると感じる場面もあります。
一方、久しぶりに訓練をするときには、慣らし直しが必要でした。この記事では、人への反応と、道具や日常の合図への反応を、実際の飼育経験から紹介します。
髪型や髪色を変えても、ハリスホークは普段どおりだった
私は、ロングヘアからショートヘアにしたり、金髪にしたりしたことがあります。それでも、飼ってきた鳥たちに、私を別人として扱われたと感じることはありませんでした。
もちろん、最初の反応には違いがありました。キバタンやヨウムなど、私が感情豊かだと感じる鳥では、驚いたり、「誰だろう?」と怪しんでいるように見えたりする場面もありました。
ハリスホークに関しては、特に気にせず普段どおりでした。いつもよりよく見られた気はしますが、髪型が変わったことで関係が振り出しに戻ったような印象はありません。
私には、外見が変わっても飼い主だと分かっているように感じられました。ただし、顔、声、動きなど、何を手掛かりにしているかまでは、この経験だけでは分かりません。
これは、我が家で接してきた鳥たちの話です。鳥の種類ごとの能力を比較した実験や、すべてのハリスホークに共通する反応として紹介しているわけではありません。
人を覚えることと、日常の動作を覚えること
グローブを差し出すと乗り、輸送箱の入口を開けると入っていくなど、日常の動作を覚えていると感じる場面もあります。ただ、こうした行動と、相手が誰かを見分けることは、同じとは限りません。道具や合図への反応は「猛禽類の知能・学習」の記事で紹介しています。
久しぶりの人には普通でも、訓練は慣らし直しが必要だった
再会した人への反応だけでは、覚えていたかは分からない
しばらく会わなかった人に対しても、我が家のハリスホークは基本的に普通でした。もともとあまり人見知りしないため、久しぶりだから特別に警戒した、という印象はありません。
ただ、この反応だけで「以前会った人を覚えていた」と判断するのは難しいです。初めての人にも落ち着いていられるなら、再会した人に普通だった理由を、記憶だけで説明することはできません。
以前できた訓練も、そのまま再開できるとは限らなかった
一方、久しぶりの訓練では、慣らし直しが必要でした。
人と普段どおり接していることと、前と同じように訓練が進むことは、我が家では同じではありませんでした。
これを「全部忘れていた」と言い切ることもできません。久しぶりの動作や環境への慣れなど、どの部分が影響していたかを確認できたわけではないからです。
私の経験からは、以前できたという理由だけで同じ段階から再開せず、そのときの反応を確かめることが大切だと感じます。具体的な再開方法は、個体と訓練内容を見られる指導者に相談してください。
訓練の全体像については、ハリスホークの訓練方法の記事をご覧ください。
見た反応と、そこから感じたことを分けて整理する
| 場面 | 実際に見られた反応 | そこから分かる範囲 |
|---|---|---|
| 飼い主の髪型・髪色の変化 | ハリスホークは普段どおり。よく見られた気はする | 飼い主だと分かっているように感じたが、識別の手掛かりは不明 |
| グローブを差し出す | 手に乗る | 普段の動作を覚えていると感じる |
| 輸送箱の入口を開ける | 自分から入っていく | 箱へ入る流れができている |
| 鳥を移す前に掃除機を出す | 暴れたり鳴いたりする | 道具を出したときに反応するが、嫌がる要因は切り分けていない |
| しばらく会わなかった人との再会 | 基本的に普通に接する | 人見知りが少ないため、再会の反応だけでは記憶を判断しにくい |
| 久しぶりの訓練 | 慣らし直しが必要だった | 以前できた動作も、その時点の反応を確認する必要があった |
「覚えている」と感じる場面は、日々の世話の中にある
髪型や髪色を大きく変えても普段どおりに接してきたこと、グローブに乗ること、開いた輸送箱へ入ること。そうした日常の反応から、私には飼い主や暮らしの中の動作を覚えているように感じられます。
一方で、久しぶりの訓練には慣らし直しが必要でした。何をどこまで覚えているかを一言で決めるより、それぞれの場面で実際にどう反応するかを見ていきたいと思っています。
人との距離感や、長く暮らして感じた性格については、ハリスホークはなつく?の記事でも紹介しています。

