猛禽類の図鑑や動物園の案内には、日本語の名前と並んで学名が載っています。ハリスホークなら、Parabuteo unicinctusという表記です。種の学名は、2つの名前を組み合わせて表します。この記事では、この2語の役割と表記の基本を確認します。出典:英国自然史博物館、羽村市動物公園
種の学名は「属名+種小名」で読む
英国自然史博物館は、種に2語の名前を与える方法を二名法として説明しています。最初の語が属名、次の語が種を示す名前です。ライス大学OpenStaxの教材も、最初をgenus name、次をspecific nameなどと説明しています。ここでは後者を「種小名」と呼び、2語をひとまとまりとして読みます。出典:英国自然史博物館、OpenStax
ハリスホークの学名を分けてみる
羽村市動物公園は、モモアカノスリ(ハリスホーク)の学名をParabuteo unicinctusと掲載しています。この表記では、Parabuteoが属名、unicinctusが種小名に当たります。鳥の日本語の名前と、学名を構成する語の役割は分けて確認しましょう。出典:羽村市動物公園、英国自然史博物館

先頭の大文字・小文字にも意味がある
属名は先頭を大文字に、種小名は先頭を小文字にします。Parabuteo unicinctusもこの形です。図鑑の表記を転記するときは、2語の間の空白と、先頭の大文字・小文字を一緒に確認すると見落としを減らせます。出典:OpenStax・学名の表記
名前の読み方から、鳥の特徴を調べる
学名の語の役割が分かると、図鑑のどこを見ているか整理しやすくなります。鳥の名前を探すときは猛禽類の種類一覧、日本語の呼び分けが気になるときはタカ・ワシ・トビ・ハヤブサの違いへ進んでください。学名だけを見て、飼育方法や必要な手続きまで判断するものではありません。

