ハリスホークと暮らしていると、普段とは違う姿勢や動きを見て、「発情しているのかな」と感じることがあります。
我が家のオスでは、パーチから降りて脚を曲げ、腰を振るような動きをする場面があります。私の膝の上で、同じような動きをしたこともありました。
こうした行動をよく見るのは、春から夏頃です。この記事では、飼育中に見られた動きや鳴き方の変化、普段の接し方について紹介します。
ここでいう「発情」は、行動を見た飼い主としての解釈です。実際に見た様子と、そこから感じたことを分けてお伝えします。
発情していると感じた、腰を振るような動き
パーチから降りて、脚を曲げた姿勢になる
具体的に挙げられるのは、パーチから降り、脚を曲げた姿勢で腰を振っている場面です。
私はこの動きを見て、発情に関係する行動ではないかと感じています。ただ、行動の名前や意味を専門的に確認したわけではありません。
「こういう動きをしていた」という観察はお伝えできますが、似た動きをするハリスホークがすべて同じ状態にあるとまでは言えません。
飼い主の膝の上でも、同じ動きをした
同じように腰を振る動きは、私の膝の上でも見られました。パーチから降りた場所だけで起きていたわけではありません。
人の上でこのような動きをすると、「飼い主を相手だと思っているのかな」と受け取りたくなるかもしれません。ただ、この行動だけで、鳥が私をどう認識しているのかまでは分かりません。
膝の上で見られたという経験を紹介していますが、観察のために膝へ乗せたり、同じ動きを引き出したりする方法として勧めているわけではありません。
普段の距離感や、人への慣れ方については、ハリスホークはなつく?の記事でも紹介しています。
我が家では春から夏頃に多く見られる
発情に関係していると感じる行動は、我が家では春から夏頃に多いです。
ただ、「何月何日から始まる」「何週間で終わる」といった細かな時期までは、お伝えできません。毎年の開始日や頻度を比較した記録ではなく、日々一緒に暮らす中での印象です。
我が家で春から夏に多いことを、そのまますべての飼育個体の発情期として当てはめることはできません。
季節による変化には、羽が抜け替わる換羽もあります。我が家の換羽の様子は、ハリスホークの換羽・トヤの記事にまとめています。同じ頃に見られる変化でも、換羽と今回の動きを一つの現象として扱っているわけではありません。
鳴き方にも変化を感じるが、具体的な音は説明しにくい
この時期には、鳴き方も変わると感じています。ただ、普段の声とどのように違うか、具体的な音の表現はすぐには出てきません。
そのため、この記事では「この声が出たら発情」と判断できるような鳴き声の例は載せていません。私が変化を感じていることと、誰にでも判別できる特徴として説明できることは別だからです。
普段の餌への反応や威嚇など、ほかの場面での声については、ハリスホークの鳴き声の記事で紹介しています。
羽や素材を運ぶ行動は、巣作りと関係する?
以前から、自分の抜けた羽をくわえて運ぶこともありました。また、ペットシーツの中綿を集めようとする姿を、巣材集めのように感じたこともあります。
ただ、羽を運ぶことについては、遊びなのか巣作りの一環なのか、私には分からない部分があります。今回紹介した腰を振る動きと、いつも同時に起きていると確認できているわけでもありません。
野生のハリスホークについて、コーネル大学鳥類学研究所は、枝などで巣を作り、内側には草や羽毛なども使うと説明しています。羽毛を巣材に使うという生態はありますが、それだけで我が家の「羽を運ぶ」行動が巣作りだと確定するわけではありません。
参考:Cornell Lab of Ornithology:Harris’s Hawk Life History(Nesting)
シーツの中身については、巣材に見えるからといって与えることを勧めるものではありません。素材を口にする心配もあるため、破れや中身の露出は飼育環境の管理として確認したい点です。
発情を感じる時期も、接し方は特に変えていない
我が家では、この時期だからという理由で、接し方や飼育環境を特に変えてはいません。
これは、私が実際にどう接しているかという話です。「発情への対応は何もしなくてよい」という一般的な方法として紹介しているわけではありません。
今回の体験談からは、発情すると必ず気が荒くなるとも、普段どおり安全に触れられるとも言えません。そのときの鳥の反応を見ずに、季節だけを理由に接し方を決めることは避けたいです。
気になる変化は、動作と場面を残しておく
同じような動きを見かけて意味が気になったときは、次の点を残しておくと、専門店や猛禽類を診療する獣医師へ相談する際に伝えやすくなります。
- いつ、どの場所で見られたか
- どのような姿勢と動きをしていたか
- どの程度繰り返し、前後に何をしていたか
- 餌への反応や普段の動きにも変化があるか
撮影できる場合も、動きを引き出そうとせず、自然に起きた様子を安全な距離から記録する形で十分です。気になる変化を何でも発情と決めつけず、説明できないことはそのまま相談したいところです。
季節の変化を、我が家の一羽の記録として見る
我が家では、春から夏頃に、脚を曲げて腰を振るような動きや、鳴き方の変化を感じています。腰を振る動きは、私の膝の上でも見られました。
私は発情に関係しているのではないかと考えていますが、動きの意味や、人をどう認識しているかまで確認できたわけではありません。
普段の接し方は特に変えていません。長く暮らしていても、見慣れた行動の意味がすべて分かるわけではないので、実際に見たことと、自分の解釈は分けて残しておきたいと思っています。

