ハリスホークの防災|地震・停電の経験と避難に向けた備え

ハリスホークと輸送ケージ、水筒、バッグを描いた、地震と停電への備えを考える記事用イメージイラスト 飼育について
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ハリスホークと暮らしていると、地震で驚いて飛び立ったり、停電でエアコンが使えなくなったりする場面が気になります。

我が家では、輸送ケージをいつでも使えるようにしています。一方、災害専用の備蓄をそろえているわけではなく、避難先もまだ決まっていません。

この記事では、地震のときの実際の反応や計画停電で感じた心配を紹介しながら、ハリスホークと避難するために確認しておきたいことを整理します。完成した防災対策の紹介ではなく、今ある備えと、まだ決まっていない部分を含めた我が家の実情です。

地震のときは飛び立ち、揺れた後に威嚇鳴きすることも

我が家のハリスホークは、地震が起きると飛び立つことが多いです。ただ、小さな揺れなら気にしていないように見えることもあり、毎回同じ反応ではありません。

地震が終わった後に、威嚇鳴きをすることもあります。揺れが収まった瞬間に、鳥もすぐ落ち着くとは限らないと感じる場面です。

なぜ揺れた後に鳴くのか、何に向けて威嚇しているのかまでは分かりません。あくまで、我が家の個体で見てきた反応です。

飛び立つ可能性を、普段の配置にも織り込む

地震対策を考えるときは、避難用の荷物だけでなく、普段いる場所にも目を向けたいです。鳥が飛び立ったときに周囲へぶつからないか、家具や物が倒れてこないか、輸送ケージを取り出す通路がふさがらないかを確認する視点が必要です。

揺れている最中は、まず飼い主自身の安全を確保します。鳥を移そうとして落下物のある場所へ無理に近づかず、安全を確保してから鳥と周囲の状態を確認してください。

普段のパーチの配置や係留具の管理については、ハリスホークの室内飼育と部屋づくりで紹介しています。

災害専用の備蓄はないが、輸送ケージはすぐ使える

災害用という目的では、特別な準備はしていません。ただ、いつでも外へ連れ出せるよう、輸送ケージはすぐ使える状態にしています。

急に移動が必要になってから、ケージを探したり、中の荷物を出したりする状況にはしたくないと思っています。

とはいえ、連れ出す道具があることと、避難先で世話を続けられることは別の準備です。ケージだけで、水や餌、温度管理までまかなえるわけではありません。

普段使っている輸送用の箱や、箱に入る練習については、ハリスホークの移動・キャリーの記事にまとめています。

公園での係留を考えていたが、避難先は未定

避難先は、具体的には決めていませんでした。公園などへ移動し、そこで係留することを考えていました。

私は普段からキャンプをするので、屋外で過ごすことについては「その辺は何とかなるだろう」と思っている部分もあります。

ただし、これは私が考えていた案です。公園での滞在や猛禽類の係留について、受け入れが確認できた避難計画ではありません。

公園に行けることと、そこで飼育を続けられることは別

公園を候補にするなら、その場所がどの災害に対応した避難場所なのか、ペットを連れて行けるか、滞在や係留をどう扱うかを、自治体や管理者に確認する必要があります。

屋外では雨風や暑さ寒さを避けられるかに加え、人や犬、ほかの鳥などが近づく状況も考えなければなりません。キャンプの経験は道具の扱いに役立つとしても、その場所の安全性や受け入れ条件まで保証するものではありません。

公園で係留すれば避難先の問題が解決する、という方法としては勧められません。一時的に危険から離れる場所と、その後に落ち着いて飼育を続けられる場所を分けて検討したいところです。

「ペット同行避難可」でも、ハリスホークの受け入れは個別に確認する

同行避難は、ペットと一緒に避難する行動を指します。避難所で飼い主と同じ部屋で過ごせることまで意味するものではありません。

問い合わせる際は、単に「鳥を飼っている」と伝えるだけでなく、ハリスホークという猛禽類であること、輸送ケージの大きさ、普段の管理方法を伝え、受け入れの可否と条件を確認します。

避難所のほかにも、対応できる知人や専門店などへ、災害時の一時預かりを相談できるか確認しておく方法があります。環境省のガイドラインでも、一時預け先の確保が平常時の対策に挙げられています。ただし、候補先も被災する可能性があるため、ひとつの場所だけを当てにしない準備が必要です。

参考:環境省:人とペットの災害対策ガイドライン〈一般飼い主編〉、印西市:ペットと飼い主の災害対策(同行避難の説明)

計画停電で心配だったのは空調

計画停電があったときは、空調面が心配でした。普段エアコンを使って室内を管理していると、電気が止まった際に、その環境を保てるかが気になります。

冷凍庫と冷蔵庫については、当時は扉を開けずに過ごし、特に問題は感じませんでした。ただ、停電時間や庫内温度を記録して検証した話ではありません。

この経験から「開けなければ何時間でも大丈夫」「冷凍餌は必ず安全」とは言えません。

冷凍餌は、保管温度を維持できたかが重要

農林水産省は、人用の食品について、停電で冷蔵庫・冷凍庫が長時間止まると食品が傷んでいる可能性があり、適正な保存温度を保てなかった要冷蔵・要冷凍食品は食べずに処分するよう案内しています。

これは猛禽類用の冷凍餌について、安全な時間を示した基準ではありません。餌の保存条件は販売元の案内を確認し、温度管理ができなかった餌を「見た目やにおいが普通だから」と判断して与えることは避けてください。

備えとしては、保冷容器や保冷剤、庫内温度の確認方法を検討し、長時間の停電で保管を続けられない場合の調達先も考えておきたいです。代替餌が必要になる場合も、普段の餌を扱う専門店や猛禽類を診療する獣医師へ、平常時に相談しておくと具体的な計画を立てやすくなります。

参考:農林水産省:停電や断水、大雨による浸水に遭われた地域の皆様へ

日頃のエアコンや室温の管理については、ハリスホークの温度管理の記事で紹介しています。

これから備えを考えるための確認リスト

次は、ハリスホークの防災を考える際の確認項目です。我が家で全部そろえている用品の一覧ではなく、未準備の部分を整理するためのリストです。

  • 移動:輸送ケージとグローブをすぐ取り出せるか。必要な係留具に傷みがなく、鳥に合った予備も用意できるか。
  • 水と餌:飲み水と容器、普段の餌、その保管方法を用意できるか。停電や配送停止が長引く場合も想定しているか。
  • 温度と衛生:電源を使えない場合の暑さ寒さへの対応、敷物や清掃用品、廃棄物を持ち帰る袋を用意できるか。
  • 連絡情報:鳥の写真、飼い主の連絡先、かかりつけの病院、餌や世話の内容を紙でも残しているか。
  • 避難先:ハリスホークの受け入れ条件を確認しているか。候補先へ行けない場合の別案があるか。

用品をそろえるだけでなく、誰が鳥を移すか、どの経路を使うか、留守中に起きたら誰に連絡するかまで考えると、準備すべきことが見えやすくなります。

連れ出す準備から、世話を続ける準備へ

我が家では、地震で飛び立ったり、揺れた後に威嚇鳴きをしたりする姿を見てきました。計画停電では空調が心配になり、すぐに使える輸送ケージは用意しています。

一方、災害専用の備蓄や、受け入れを確認した避難先はまだありません。公園での係留を考えていたことも含め、そこは準備できている部分と区別しておきたいです。

ハリスホークを連れ出せることに加えて、移動した先で水や餌、落ち着ける環境をどう確保するか。防災では、その後の世話まで含めて考えておく必要があります。

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