ハリスホークは、風が吹くとどんな反応をするのでしょうか。
我が家では、ある程度風があると翼を広げる姿が見られました。また、風がある日に山で飛ばしていたところ、点に見えるほど上空へ上がり、旋回していたことがあります。
そのときは、戻ってくるのか不安でした。この経験から、風が強いと感じる日はフライトの内容を抑え、早々に切り上げるようになりました。
この記事では、風があるときに見た反応と、フライトへの考え方が変わった経験を紹介します。
ある程度風があると、翼を広げていた
我が家のハリスホークは、ある程度風があると翼を広げていました。
ただ、その姿だけで「風を楽しんでいる」「飛びたがっている」といった気持ちまで分かるわけではありません。ここで紹介できるのは、風がある場面で翼を広げる動作が見られた、ということです。
風速を測って行動と照らし合わせた記録ではないため、「何メートルの風で翼を広げる」といった数値は示せません。
山で飛ばしたら、点に見えるほど高く上がった
特に印象に残っているのは、それなりに風がある日に、山で飛ばしていたときのことです。
ハリスホークが、点に見えるほど上空を飛び、旋回していました。地上から見上げながら、戻ってくるのか不安になりました。
「飛べている姿が見えること」と「安心して見ていられること」は違うと感じた場面です。
点に見えたというのは、当時の見え方の表現です。高度を測っていたわけではないので、何メートルまで上がったかは分かりません。
ハリスホークは高い場所でも帆翔する鳥
コーネル大学鳥類学研究所の解説には、ハリスホークが高い高度で帆翔することも記載されています。帆翔とは、翼を広げ、空気の流れを利用して飛ぶことです。
ただし、一般的にそうした飛び方をすることと、私の個体がその日に高く上がった理由が分かることは別です。当時の気流を調べたわけではないため、具体的な上昇の原因は断定できません。
参考:Cornell Lab of Ornithology:Harris’s Hawk Life History(Behavior)
その経験から、風が強いと感じる日は早く切り上げるように
山で高く上がった経験があってから、風が強いと感じるときは、簡易的なフライトにとどめ、早々に切り上げるようにしていました。
風のある日に長く続けることより、フライトを抑える方向へ判断を変えた、というのが私の経験です。
ここでいう「簡易的なフライト」は、私が当時の対応を説明する言葉です。飛ばした距離や時間、具体的な方法を、強風時に使える訓練メニューとして提示しているわけではありません。
短時間なら安全、という意味ではない
フライトの時間を短く予定していても、飛び立った後の動きを保証できるわけではありません。私の対応を、そのまま「強風でも少しなら飛ばしてよい」という基準にはしないでください。
外で飛ばすか迷う場合は、飛ばさない選択も含めて、実際の個体や場所を見られる指導者と判断する必要があります。この記事だけで、安全な風速や実施条件を決めることはできません。
散歩や据え回しでは、雨や強風の日は基本的に控えていました。そのときの考え方は、ハリスホークの散歩・据え回しの記事で紹介しています。
風について、今回の経験から言えること・分からないこと
| 項目 | 今回の経験 |
|---|---|
| 風があるときの反応 | ある程度風があると、翼を広げていた |
| 印象に残ったフライト | 風がある日の山で、点に見えるほど上空を旋回した |
| そのときの気持ち | 戻ってくるのか不安だった |
| その後の対応 | 風が強いと感じる日は、簡易的なフライトにとどめ、早く切り上げるようにした |
| 数値や原因 | 風速や高度の記録、具体的な上昇の原因は不明 |
飼育経験として伝えられるのは、鳥がどう動いたかと、その経験で自分の対応がどう変わったかです。「ハリスホークは風に強いから大丈夫」と一括りにする材料にはしていません。
フライトの判断は、鳥の反応とその日の環境を合わせて考える
我が家では、風だけでなく、呼び戻しへの反応もフリーフライトを行うかどうかの判断に関わっています。普段できていることでも、当日も同じようにできると決めつけないようにしたいです。
訓練の段階や場所、装備など、フリーフライト全体で考えることは、ハリスホークの訓練方法の記事にまとめています。
今回の山での経験は、高く上がる姿を見た思い出であると同時に、戻ってくるか不安になり、風のある日の飛ばし方を見直すきっかけでもありました。
風を受けて翼を広げる姿や、上空を旋回する姿が見られても、その動きを飼い主が思いどおりに止められるとは限りません。長く飛ばすことにこだわらず、早く切り上げることや、その日は見送ることも含めて判断したいと思っています。

