猛禽類は雨の日にどう過ごす?ハリスホークの雨への反応と飼育体験

雨の森で枝にとまるハリスホークを描いた、雨の日の過ごし方の記事用イメージイラスト ハリスホークの豆知識
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我が家のハリスホークは、雨に当たると翼を広げようとします。一方で、強い雨ではしゅんとして、私には我慢しているように見えることもありました。同じ雨でも、いつも同じ反応をするわけではありません。

小雨や霧雨の中で飛ばした経験もありますが、普段より反応が鈍く感じられることが多く、早めに切り上げていました。

この記事では、雨に当たったとき、濡れた後、フライト中に見た様子を紹介します。一羽との飼育経験であり、猛禽類全体の反応や、雨の日に安全に飛ばせる条件を示すものではありません。

雨に当たると翼を広げようとする

我が家のハリスホークは、雨に当たると翼を広げようとすることがあります。普段、霧吹きの水を受けたときにも翼を広げますが、雨の中でも似たような動きが見られます。

その姿を見ると、水浴びのように雨を受けているのかな、と感じます。ただ、気持ちや行動の目的を確かめたわけではありません。「翼を広げようとした」という観察と、「雨を喜んでいる」という解釈は分けて考えています。

普段の水入れや霧吹きの使い方については、ハリスホークの水浴びで紹介しています。

強い雨では、我慢しているように見えたこともある

強い雨に当たったときは、翼を広げようとする様子とは違い、しゅんとしていました。私には、まるで滝行をして我慢しているように見えました。

これは見たときの印象であり、鳥の気持ちや体調を診断した表現ではありません。また、雨の日に外へ出したまま放置することはないため、そうした状態を長く、何度も観察しているわけでもありません。

じっとしているから雨を気にしていない、とも言い切れないと思っています。翼を広げることがあるからといって、強い雨に当て続けてよいとは考えていません。

濡れた後は、体を振って羽づくろいをする

濡れた後には、体を振り、羽づくろいをしています。雨を受けたときの姿だけでなく、その後に羽を整える動きも見られます。

英国王立鳥類保護協会(RSPB)の解説でも、水浴びは羽の手入れに関わり、鳥は羽づくろいによって羽を整えると説明されています。ただし、この一般的な説明だけで、我が家の個体が乾くまでの時間や、雨に当ててよい時間を決めることはできません。

出典:RSPB:Make the perfect bird bath

私が確認しているのは、濡れた後に体を振ることと、羽づくろいをすることです。どのくらいで乾くかを計測した記録はなく、一定の時間がたてば大丈夫、とは言えません。

翼や尾羽の役割、日常で見られる翼の動きは、猛禽類の羽と翼の役割にもまとめています。

小雨や霧雨で飛ばしたときは、早めに切り上げることが多かった

以前は、小雨や霧雨程度なら普通に飛ばしていました。ただ、そうしたときには、普段より反応が鈍く感じられることが多くありました。

そのため、雨の中では早めに切り上げることが多かったです。「小雨ならいつもどおりできる」と決めて続けるのではなく、そのときの反応を見て終えていました。

ここでいう反応の鈍さが、雨だけによるものだったかは分かりません。羽の濡れ方、気温、風、その日の状態などを分けて測定したわけではないため、原因は特定できません。

コーネル大学鳥類学研究室の教材では、多くの鳥にとって、羽が濡れることは飛行や保温の妨げになると説明されています。ただし、これは我が家のハリスホークの反応が鈍くなった原因を証明するものではありません。

出典:Cornell Lab Bird Academy:Double-crested Cormorant Dries its Feathers

「飛ばした経験がある」と「雨の日でも安全」は別

小雨で飛ばした経験はありますが、それをほかの個体や飼い主にも使える基準としてすすめることはできません。私自身、反応の違いを感じて早めに終えることが多かったからです。

また、グローブに据えて歩く散歩と、フライトでは状況が異なります。散歩では雨や強風の日を基本的に控えていたことも、ハリスホークの散歩・据え回しで紹介しています。

雨の強さだけを基準にせず、鳥の状態や天候の変化も含めて判断する必要があります。この記事の経験談から、雨の中で飛ばせる時間や雨量の目安を決めないでください。

雨の日は、いつもとの違いを見る

雨に当たると翼を広げようとする一方、強い雨では我慢しているように見えることもありました。濡れた後は体を振り、羽づくろいをしています。

フライトでは、小雨や霧雨でも反応が鈍く感じられ、早めに切り上げることが多かったです。私にとって雨の日の経験は、「この程度なら必ず大丈夫」と線を引けるものではありません。

雨への反応を楽しんで観察することと、長く濡らすことは別です。いつもと違う様子があれば予定どおり続けようとせず、その日の鳥に合わせて切り上げることを大切にしています。

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