私のハリスホークは、パーチの上で片足立ちになって寝ます。頭を背中側に回すこともあれば、前を向いたまま目を閉じていることもあり、寝姿はいつも同じではありません。
昼間にも、目を閉じたり、うとうとしたりする様子が見られます。狩りのときとは違う、静かな姿を見られるのも、一緒に暮らしているからこそだと感じます。
この記事では、私のハリスホークの寝方を写真や動画とともに紹介し、鳥の睡眠に関する資料も交えて説明します。猛禽類すべての寝方や、必要な睡眠時間が同じという意味ではありません。
ハリスホークはパーチの上で片足立ちになって寝る
私の個体が普段寝ている場所はパーチの上です。片足で立った状態で休んでいる姿を見かけます。
鳥の睡眠を紹介するBuffalo Bill Center of the Westの資料では、立った姿勢で頭を後ろに回し、片脚を腹側に引き上げて眠る鳥の姿が説明されています。くちばしや脚を羽毛で覆うことには、寒さから保護する役割もあります。
ただし、私の個体が片足で立つ理由を、その場で確かめたわけではありません。「片足だから必ず寒い」「片足なら必ず眠っている」とまでは判断していません。
参考:Buffalo Bill Center of the West「How Do Birds Sleep?」
使っているパーチについては、ハリスホークのパーチ|使用感と設置・掃除の工夫にまとめています。
頭を背中に回すときも、そのまま目を閉じるときもある
前を向いたまま目を閉じている姿

ハリスホークは、寝るときに必ず頭を背中に回すわけではありません。私の個体では、普段と近い頭の向きのまま、目を閉じて休んでいることもあります。
目を閉じている顔を見ると、周囲を見つめているときとは印象が変わります。
頭を背中側に回して休む姿

頭を後ろに回し、背中側の羽毛に顔を寄せるようにして休むこともあります。撮影した動画の中にも、その姿が写っています。
鳥が頭を後ろに向け、くちばしを背中の羽毛に入れて眠る姿は、コーネル大学鳥類学研究室の解説にも紹介されています。私のハリスホークでも、これに近い寝姿を見ています。
参考:Cornell Lab of Ornithology「Do birds sleep?」
写真や短い動画だけで、眠りの深さや睡眠の段階までは分かりません。ここでは、飼育中に見られた休息時の姿として紹介しています。
昼間にも、目を閉じたりうとうとしたりする

夜だけでなく、昼間にも眠そうな様子はあります。私が見ている範囲では、目を閉じていたり、うとうとしていたりすることがあります。
日中いつも活発に動き続けているわけではなく、静かに休む時間もあるというのが、暮らしの中での実感です。
ただし、今回の写真を撮った時刻や、昼寝の時間・回数を記録しているわけではありません。「毎日何時間昼寝する」といった数値は分かりません。
照明がついていても寝ていることはあるが、睡眠環境とは分けて考える
我が家では、私が起きている間も隣で寝ている
私自身の活動があるため、家では基本的に私が寝るまで照明をつけています。その間も、ハリスホークは隣で自分から寝ています。
これは我が家で実際に見られる姿です。ただし、目を閉じて寝ているように見えることと、十分な睡眠が取れていることは同じではありません。睡眠時間や質を測定したわけではなく、照明の影響がないと確認できたわけでもありません。
夜の光は、鳥の睡眠に影響しうる
日中活動する鳥の睡眠に関する研究をまとめた論文では、自然光や人工光が睡眠を調節し、抑制することを示す知見が紹介されています。
この資料から、我が家のハリスホークへの影響を直接診断することはできません。一方、「明るくても寝ているから、照明は気にしなくてよい」とする根拠にもなりません。
参考:Aulsebrookほか(2021)Light, Sleep and Performance in Diurnal Birds
飼育環境を考える際は、人の生活時間だけに合わせるのではなく、光や生活音を抑えて休める時間・場所を確保する視点が必要です。具体的な環境調整は、種類や個体、設備に合わせて検討してください。
部屋のつくりについては、ハリスホークの室内飼育|我が家の部屋づくり・掃除・事故対策でも紹介しています。
写真の寝姿だけで、健康状態を判断しない
ここで紹介した目を閉じる姿や片足立ちは、私が普段見ている休息時の様子です。同じ姿勢の写真だからといって、ほかの個体も問題がないと判断することはできません。
普段との違いが気になる場合は、いつ・どのような場面で見られるかを記録し、猛禽類を診療できる獣医師に相談してください。写真や動画は、普段の様子との違いを伝える資料にもなります。
猛禽類の寝方について、よくある疑問
猛禽類はみんな同じ姿勢で寝る?
この記事は主に、私のハリスホークの例です。鳥の寝方には種類による違いがあり、この姿をすべての猛禽類の決まった寝方として紹介することはできません。
頭を背中に回さないと、眠っていない?
私の個体では、頭を背中に回さずに目を閉じて休むこともあります。頭の向きだけで、眠っているかどうかや眠りの深さを決めてはいません。
何時間寝かせればよい?
今回の観察や資料から、すべての猛禽類に共通する必要時間は示せません。私の個体についても、夜間を通した睡眠時間は測定していません。他の飼育鳥の目安を、そのままハリスホークの確定した基準にはしていません。
寝ているところを撮影してもよい?
寝姿を残す場合も、撮影のために起こしたり、照明を当て続けたりせず、休息を妨げないことを優先してください。頭を動かしたり、脚を触ったりして姿勢を作る必要はありません。
静かに休む姿も、ハリスホークの日常の一つ
パーチの上で片足立ちになり、頭を背中に回すこともあれば、そのまま目を閉じることもある。昼間にうとうとすることもある。私のハリスホークは、こうした姿で休んでいます。
その様子を楽しみながらも、「寝ているように見えるから環境に問題はない」とは決めつけず、落ち着いて休める環境についても考えていきたいと思っています。

