ハリスホークと一緒に引っ越すとき、私が苦労したのは、まず飼育できる家を探すことでした。
何件か不動産会社を回りましたが、「鳥を飼っています」という曖昧な説明では、インコなどを想像されてしまうことがありました。物件を紹介されてから、実際は鷹だと説明すると断られるケースも多々ありました。
その経験から、私は最初に「鷹なんですけど、飼える家はありますか」と、はっきり伝えた方がよいと感じています。
引っ越しの順番も大切でした。我が家では、荷物を先に運び、鳥のためのスペースを作ってから、後で鳥を移しています。この記事では、住まい探しでの伝え方と、新居へ移す前に整えていたことを紹介します。
家探しでは、最初から「鷹を飼っている」と伝える
「鳥」という説明だけでは、イメージが合わなかった
私の場合、曖昧な説明のままだと、とりあえず家を紹介してもらえてしまうことがありました。
ところが、話を進めて「飼っているのは鷹です」と伝えると、そこで断られます。相手はインコなどを想像していた、という行き違いが起きていました。
「鳥を飼えるか」と「ハリスホークを飼えるか」では、相手が判断するときに必要な説明が違うのだと感じた経験です。
地域の不動産会社に、最初から具体的に相談する
私なら、地域密着の不動産会社に「鷹なんですけど、飼える家はありますか」と、最初から直球で相談します。
地域密着なら必ず見つかる、という意味ではありません。ただ、先に飼っている動物を明確にした方が、紹介された後で認識の違いが分かるやり取りを減らしやすいと感じています。
これから問い合わせる方は、例えば次のように伝えると、最初から種類を共有できます。
ハリスホークという鷹を飼っています。インコなどの小鳥ではなく、猛禽類です。この鳥を飼育できる物件を探しています。飼育方法や使う道具も説明できますので、貸主・管理会社に確認していただけますか。
これは問い合わせ文の例です。実際には、飼育する羽数や室内の管理方法など、自分の状況に合わせて補足してください。「ペット可」という表示だけで話を進めず、ハリスホークを飼う前提が相手に伝わっているかを確認しておきたいです。
引っ越しは、荷物と部屋の準備を先に進めた
引っ越し当日に荷物をすべてまとめて運び、そのまま鳥も新居へ移すと、人の出入りや物音、片付けで慌ただしくなります。
私は、先に荷物を運んで部屋を作り、その後で鳥を移すやり方にしていました。
鳥が新居に着いてから、周りで家具を動かしたり、飼育場所を一から作ったりするより、先に受け入れる場所を整えておきたかったからです。
養生と、いつものパーチを置く場所を用意する
新居で最初に確保しておきたいのは、鳥が過ごすスペースです。床や壁の養生など、鳥を入れる前に済ませたい作業があります。
私としては、少なくともスペースを作り、いつものパーチを設置できるところまでは先に進めておきたいと考えています。
新しい家でも、鳥をどこへ戻すかが決まっていれば、その後の世話を始めやすくなります。家全体の片付けが完璧であることより、鳥の居場所を先に整えることを重視した順番です。
普段の養生やパーチの配置は、ハリスホークの室内飼育と部屋づくりで紹介しています。
新居では最初はきょろきょろするが、すぐ慣れる印象だった
このように部屋を準備してから移した我が家のハリスホークは、最初はきょろきょろしていましたが、私にはすぐ慣れるという印象でした。
ただ、慣れるまでの時間を細かく測っていたわけではありません。また、荷物と鳥を同時に移した場合との比較をしたわけでもないので、準備の順番だけが理由だったとは言い切れません。
私の経験では落ち着くのが早いと感じた、という話です。すべての個体が同じように慣れることや、移動の負担がないことを示すものではありません。
実際の輸送に使う箱や、箱に慣らした経験については、ハリスホークの移動・キャリーの記事をご覧ください。
模様替えでも、作業中は別の場所へ退避させていた
引っ越しほど大きな変化でなくても、部屋の中で物を動かしたり、ごちゃごちゃと作業したりするときは、鳥をベランダへ退避させていました。
鳥を移してから室内の作業をする、という点では、日々の清掃とも似た考え方です。
ただし、これは我が家で使っていた退避先です。どの家でもベランダが適しているわけではありません。屋外を使う場合は、天候や気温、係留具、周囲の人や動物への接触を含めて管理できるかを確認し、難しい場合は別室などを検討してください。
「外に出しておけばよい」ということではなく、作業場所から離れたところに、安全に管理できる居場所を確保する考え方です。
鳥を新居へ移す前に確認したいこと
私の経験を踏まえて、引っ越しの準備を整理すると、次のようになります。
| 段階 | 確認したいこと |
|---|---|
| 物件探し | ハリスホークという鷹の飼育であることを、最初から伝える |
| 入居前の確認 | 貸主・管理会社に、具体的な飼育内容と条件を確認する |
| 荷物の搬入 | 鳥の居場所を先に決め、周囲の荷物や大きな作業を整理する |
| 飼育場所の準備 | 養生を済ませ、いつものパーチを置ける状態にする |
| 鳥の移動 | 到着後すぐに落ち着いて管理できる状態か確認してから移す |
| 移動後 | 普段との様子の違いを見ながら、世話を続ける |
問い合わせでは、物件を紹介してもらえたことと、ハリスホークの飼育が認められたことを混同しないようにしたいです。どの種類を、どのように飼う話なのかを共有しておくと、後の行き違いを防ぎやすくなります。
また、先に荷物を運べる日程を組めない場合でも、鳥の居場所を優先して整える段取りは考えられます。当日の退避先や、準備中に誰が鳥を見るかまで決めておくと、作業を整理しやすくなります。
鷹と暮らせる家を探し、鳥を迎えられる状態にしてから移す
ハリスホークとの引っ越しで私が伝えたいのは、最初から「鷹を飼っている」とはっきり説明することと、鳥を移す前に居場所を作っておくことです。
我が家では、荷物を先に運び、部屋を整えてから鳥を移していました。到着直後は周囲を見回していましたが、すぐに慣れるという印象でした。
引っ越しでは人の荷物だけでも作業が多くなります。その中で鳥の居場所が後回しにならないよう、養生やパーチの設置場所まで、先に準備しておきたいと思っています。

